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豪快な野菜盛りと散りばめられた一粒一粒に感じるシェフの想いがリピーターを呼ぶ!「ワイルドライス」オーナーシェフ 加藤康昭さん


2006年センター南にオープンした、盛り付けのインパクトが半端ない、野菜好きにはたまらない!
そんな創作料理のお店「ワイルドライス」



私とワイルドライスさんとの出会いは、お店がオープンした2006年。
「盛り付けが凄い!」
という当初の印象が強く、17年間ずっと変わらず、いや、益々人気店になっていることに尊敬しかありません。

客席から厨房で働く姿が見えるようになっているが、すこし距離があって料理を作っている人はどんな人なのかなと気になっていたのです。



まず語り口調から優しいお人柄なのがわかりました。
経歴を伺うと、面白くて思わず前のめりに!

”1991年山下公園前のホテルニューグランドでフレンチのシェフとなる。
 そこでは綺麗に洗われた野菜を使い、仕事はセクション毎に分かれての部分的なことをしていた。”

”ドイツに派遣される公邸料理人として応募し、見事採用され2年間ミュンヘンへ。
 言葉もわからず市場への仕入れから料理を作るまでのすべてのことを行った。”

ここで、「土の付いた野菜が当たり前」、「市場での食材の目利き」、「市場の人とのやりとり、つながり、信頼」ということの大切さに気付き、学ばれたそう。



任期を経て帰国し、次は葉山の人気店「ラ・マール」でパティシエ!
都内のオーガニック野菜のお店では畑回りも経験しました。
その後は、別の会社に入り、飲食店全体やデパ地下のデリのプロデュースまでされていました。

務めていた会社が分社化するに伴い、「自分でやってみたい」「全部自分で決めたい!」という気持ちが湧いてきて独立を決心。

この時点で加藤さんにはすべて自分で決められる様々な知識と人脈があったのです。


店名の「ワイルドライス」は何故?

「ワイルドライスを広めたいと思ったからです。」

ホテルニューグランドやドイツでは普通の食材として使われていたものが、日本の家庭ではもちろん飲食店でもほとんど目にせず、疑問に思っていたそう。

ーワイルドライスについて
”イネ科の植物だが白米と比べると低カロリーで、タンパク質などの様々な栄養価が高いのが特長。食感もプチプチしていて、主食というよりは少量をサラダなど料理に加えて見た目や食感のアクセントに使われるのが多い。”



ワイルドライスは最初の職場であるホテルニューグランドで出会った、加藤さんにとって「原点」となる食材なのかもしれません。

「ワイルドライス」さんのお料理と言えば、メイン食材を覆い隠している程の野菜の盛り付けと、その上にワイルドライスが散りばめられているのが特徴的!これはテンションUP!


「農家さんがこだわって作った野菜の良さを大事にした料理を提供したい。見た目もやっぱり大事でしょ!」
という気持ちからなのですね!

お料理の中で重要な役割を果たす「野菜」
契約されている農家さんは何件かいらっしゃるそうですが、ご縁で知り合った地元都筑区にお住まいの農家さんはお店のために専属で野菜を作ってくださっているそうです。その方の畑が緑区にあります。


そんな加藤さんの好きな食べ物は、野菜料理かと思いきや、あずき(つぶあん)!
ドイツ在住時はご自分で炊いていたそうです。

お休みの日は趣味のバイクで美味しいものを食べに出掛け、時にはお客さんとツーリングも。

加藤さんのお店のお客さんの、9割がリピーターさんで
「いらっしゃいませ」より「こんにちは」という感覚。
常連さんの苦手なものは入れない配慮もされるとか。



最後に、加藤さんの夢を伺うと、

「これからも”地元の人にたくさん来てもらえる地域密着型のお店”としてやっていきたい」
「無理はしないようにするよ」

と優しい笑顔で語ってくれました。

もうすでに夢が叶えられている加藤さん、ずっとリピーターさんで賑わっている店内が目に浮かびます。
地元の野菜を愛する方に是非訪れて欲しいお店です!

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ワイルドライス
〒224-0006 横浜市都筑区荏田東4丁目1−1
045-942-8884
横浜市営地下鉄センター南 徒歩7分

営業時間 
月・木:12時~15時
金~日:12時~15時、18時~21時
定休日 火曜・水曜・他不定休あり

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