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関内・伊勢佐木町 バー・バル 洋食

関内エリアのまちづくりの流れを受け継ぐ、実はスイーツも美味しい、野菜とお肉の「関内バル333」丸山 健一郎さん


関内の桜通り沿い、ちょっとレトロな外観のビルの2階にある「関内バル333」

急な階段を上って目に飛びこんでくるのは、沢山のワイングラスと、ベイスターズのグッズや選手たちのサイン。
オシャレさよりも、関内らしさが滲み出る地域密着型のバルです。

丸山さんは、ここでお店をはじめて6年目。
ビルオーナーさんから事業譲渡という形で声が掛かり、お店をスタートすることを決めました。

熱海出身の丸山さんが横浜にくるきっかけになったのは、2016年の「リノベーションスクール熱海」という、まちづくり実践プログラム。

キャリアの岐路にあったとき、熱海で何らかの関係をもちたい、空き家のリノベーションについて学びたい、という思いから、このプログラムに参加したことを機に、多くのまちづくり関係者と出会いました。

そのときにつながったメンバーが立ち上げていたのが、関内駅の伊勢佐木町側にある築90年の古ビルのリノベプロジェクト「The CAVE」

地下空間を活用したアートスペースとして、さまざまイベントやコンテンツが企画運営されていましたが、その一つが「伊勢佐木バル333」という飲食店でした。

丸山さんはそこで数年間、横浜での飲食店運営のキャリアを積み、「独立」を果たすことになりました。

お店を始めるときには、近くに球場があることを知らなかったという丸山さん。 今でこそ、野球ファンなどが多く来る店になっていますが、お店づくりには様々な工夫をおこなってきたと言います。

まずは、基本である料理。
バルと言えば肉ですが、「関内バル333」ではとにかく、野菜にこだわっています。
健康のためにも、サラダは必ず注文しましょう。
地元の新鮮な野菜はもちろん、ドレッシングもご当地厳選品を使用。

ランチでステーキ丼を注文すると、丼の中にも野菜が入っています。

お肉も柔らかく、タレがご飯に絡んでいてとても美味しいです。

バルだけに、ワインに合うグリル系料理が豊富なのは言うまでもありませんが、意外にも人気メニューなのがスイーツ。
特に「幸せになれるフレンチトースト」は外がカリっと、中はフワフワのフレンチトーストにアイスがのっており、サラダとフレンチトーストのセットがあるほど。女性客が多いのも納得です。

また、ハマスタに近い立地もあってベイスターズの選手がたまに来てくれることも!
丸山さんご自身は特別なベイファンではありませんが、やはりベイスターズ勝つと嬉しいと言います。

お店には、大きなテレビがありますが、これも設置するか最初は抵抗があったそう。

楽しんでもらうことをモットーにした空間づくりですが、テレビをつけてしまうと、簡単に外に意識が向いてしまうから。


それでも、パブリックビューイングでお客さんみんなが喜んでいるのは嬉しかったと振り返ります。

野球関係の常連さんは少なくありませんが、こだわり過ぎないでやるのが丸山さんのスタンス。

関内のまちは、住んでいる人よりも会社員が多い。

関内は誰かに会える。歩いていると知り合いに会う

「わざわざ横浜、関内に来る理由って何だろう。」
と丸山さんは考えます。

「横浜って何でもある街。野菜も肉も、お酒、クラフトビール、何でも手に入る。東京より手に入れやすいのではないか。」

「だけど横浜は東京より夜が早い、朝まで飲める店がある、楽しいまちがいい」


「それこそ熱海だと、普通に朝まで、健全に飲んでますよ笑」

 関内がだんだんと暗くなって、客層も変わっていく中で、もっと若い人に来てもらえるまちになっていって欲しいと丸山さんは語ります。

最後に休日は何をして楽しんでいるのか聞いてみると、

「茶トラのネコ飼っています。休日はゴロゴロしてますね。」
とのこと。ネコの名前は麦ちゃん、お店のfacebookページにもよく登場します。

丸山さんとの個人的な会話が盛り上がり、時間があっという間に過ぎてしまいました。
そんな楽しい時間を過ごせるのが、「関内バル333」の大きな魅力です。

ランチでもディナーでも、是非行ってみてくださいね。


関内バル333の商品はNEW PORTでオーダーできます。
関内バル333


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関内バル333

神奈川県横浜市中区常磐町3-27-3
JR関内駅南口より徒歩2分
080-4444-7691
月~土、祝日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
17:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
日曜定休


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